「宮廷画家ゴヤは見た」の試写に行って来ました。
「家政婦は見た」じゃないですよ~(笑)
この映画はゴヤの作品紹介でも
ゴヤの生涯を撮った映画でもなかったですぅ。
独立戦争で激変する教会
それに翻弄する主人公たちの物語。
深~く、重~く、悲しい映画やった
会場は暗いし、最初の10分ほどウトウト船を漕いでた、わ・た・し(笑)
「ギャーーッ」と言うイネスの悲鳴で
目が覚めました。
それは残酷な拷問シーンやった
それからは眠気などぶっ飛び
、見入ってしまいました。
ラストシーンは精神異常になった彼女の後ろ姿が哀れでなりません
18世紀新聞もテレビない時代
ゴヤは絵や版画で風刺していたんやね
わたしはこの映画、全然期待してなかったんですが・・・良かったです。
【story】
18世紀末のスペイン。宮廷画家に任命されながら、権力批判と社会風刺に富んだ作品も精力的に制作し続けるゴヤ。彼が手がけた2枚の肖像画の人物―裕福な商人の娘で天使のように美しいイネスと、異端審問を強硬するカトリック教会の神父ロレンソ―が運命的に出会う。異教徒の疑いで捕えられたイネスを救ってほしいとゴヤに頼まれたロレンソは、拷問を受け牢に繋がれたイネスに面会し、思わず抱きしめるのだった。